木版画家、川瀬巴水

木版画家、川瀬巴水(かわせはすい)の作品を集めた展覧会が2日から金沢市の県立美術館で始ってます。彼はアップルの共同創業者として知られるスティーブ・ジョブズに大きな影響を与えたとされる・・・ってことですが実は私、私川瀬巴水という版画家は知りませんでした^^;;;;

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そこでチョイと調べてみました。

木版画家、川瀬巴水について

川瀬巴水は、日本の大正から昭和にかけて活躍した浮世絵師、版画家です。本名は川瀬文治郎といい、日本画家の鏑木清方に師事しました。浮世絵版画の衰退に対抗して、新しいスタイルの版画である新版画を確立しました。

日本各地を旅行し、美しい風景を叙情豊かに表現した作品が多く、海外でも高く評価されました。代表作には、「塩原三部作」、「旅みやげ」シリーズ、「東京十二題」、「日本風景選集」などがあります。

川瀬巴水の作品は、微風に誘われ、太陽や雲、雨を友として旅に暮らす様子を感じさせます。それは近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代にあって、日本の原風景を求める旅でもありました。

その版画制作を支えたのが、浮世絵版画にかわる新しい時代の版画《新版画》を推進した版元の渡辺庄三郎でした。二人の強固な制作欲は、海外にも通用する木版「美」の構築をめざし、今や川瀬巴水の風景版画は、郷愁や安らぎをもたらす木版画として多くの人々に愛されています。

川瀬巴水の経歴は以下のようにまとめられます。

★1883年(明治16年)5月18日、東京府芝区露月町(現・港区新橋五丁目)に糸屋兼糸組物職人の長男として生まれる。
★10代から画家を志し、青柳墨川や荒木寛友に日本画を学ぶが、両親の反対に遭い、一時は家業を継ぐ。
★25歳で鏑木清方の門を叩き、洋画家の岡田三郎助にも学ぶが、27歳で鏑木清方に再入門し、「巴水」という画号をもらう。
★1912年から日本画を展覧会に出品し、1913年から小説挿絵や図案の仕事も始める。
★1917年に吉川ムメ(後に梅代と改名)と結婚し、芝区愛宕下町に居住する。
★1918年に渡辺版画店から出版された風景版画「塩原三部作」が好評を博し、以降は版画制作を主体とするようになる。
★1920年から全国各地を取材し、「旅みやげ」シリーズや「東京十二題」などの連作を発表する。
★1923年に関東大震災で被災し、多くのスケッチを焼失するが、その後も関西や東北・北海道などへ旅行し、風景版画を制作する。
★1930年から「東海道風景選集」の制作に取りかかり、1947年までに26図を完成させる。
★1953年に文化財保護委員会から伝統的木版技術記録の保持者に選出される。
★1957年11月7日(または27日)、大田区馬込町の自宅で死去する。享年74歳。

以上が川瀬巴水の経歴です。彼の作品からは、日本的な美しさと詩情が感じられます。

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