【なぜ今“タルクフリー”?】過去にあったジョンソンベビーパウダーとアスベスト問題について

久しぶりの更新ですが、毎日暑いですネ~

石川県は7日連続で熱中症警戒アラートが出てますが、北海道もとんでもない暑さになってるようです。

毎日晴天続き。

一雨ほしいのですが、生半可な降り方したら湿度が上がってますます蒸し暑くなりそう💦

ところで腕の筋力の低下も進んでまして靴下を履くのも悪戦状態。そこで「ソックスエイド」なる靴下脱着の為の補助具の利用も考えたのですが、ここはもう一踏ん張りでベビーパウダーを擦りこんで足の滑りを良くした状態での脱着を試みてみることにしました。

そこで久ぶりでジョンソンベビーパウダーを購入したのですが・・・

見慣れたパラベンフリーの表記以外にタルクフリーの表記が・・・

いや~全然知らなかったですネ~~~~


ベビーパウダーに「タルクフリー」とあるけど、これって何?

ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーに、最近よく見かけた「タルクフリー」という表示。以前は普通に使われていた“タルク”が、なぜ今になって避けられるようになったのでしょうか?

この記事では、

  • タルクとは何か?
  • なぜ「タルクフリー」と書かれるようになったのか?
  • アスベストとの関係
    について、わかりやすくまとめました。

「タルクフリー」表示はいつから使われているの?

北米での変更は2020年

ジョンソン&ジョンソンは、2020年5月に米国・カナダでタルク入り製品の販売を終了。代わりにトウモロコシ由来のコーンスターチを使った「Talc-Freeベビーパウダー」を展開しはじめました。

グローバル展開は2023年から本格化

その後2022年8月に、全世界でタルク入り製品をやめて「コーンスターチベース」に切り替えると発表。2023年からは世界中で「タルクフリー」表示の製品が一般化しました。


そもそも「タルク」ってどんなもの?

タルク(和名:滑石/かっせき)は、自然界にある鉱物で、白くてとても細かい粉末にできます。

タルクの特徴

  • とても柔らかく、さらさらした手触り
  • 汗や水分を吸収しやすい
  • 肌を摩擦から守る効果がある

こうした性質から、長年ベビーパウダーや化粧品に使われてきました


なぜ今「タルク」が問題になっているの?

タルクそのものに毒性はありません。しかし、タルクが採れる鉱山には「アスベスト」が混じるリスクがあります。

つまり「100%安全なタルクを採ることが難しい」ため、健康被害を防ぐ目的でタルクそのものを避ける動きが広がったのです。


アスベストとは何か?なぜ危険?

アスベスト(石綿)は、昔は建材などに広く使われていた鉱物。断熱・防火性能に優れ、安価で加工しやすいという利点がありました。

しかし…

アスベストは空気中に舞いやすく、吸い込むと肺に刺さるように入り込みます。その結果、以下のような病気の原因になります。

アスベストによる代表的な病気

  • 中皮腫(ちゅうひしゅ):胸膜や腹膜などにできるがん
  • 肺がん
  • アスベスト肺(肺の線維化)

これらは10~40年の潜伏期間を経て発症するため、非常に厄介です。


日本ではアスベストはいつ禁止されたの?

出来事
1975年吹き付けアスベスト使用禁止
2004年一部のアスベスト製品を禁止
2006年原則全面禁止に(建材・工業用途含む)

なぜ「タルク→コーンスターチ」に変わったの?

自然由来で吸湿性に優れるタルクは、実はアスベストと同じような場所で採れるため、ごく微量でも混入のリスクがあるのが問題。

そのため、多くの企業がアスベストの危険を完全に避けるために「タルクを使わない製品=タルクフリー」に切り替えたというわけです。

ジョンソンベビーパウダーもその一つで、現在はコーンスターチを主成分とした安全性の高い処方に移行しています。


コーンスターチは安全?効果は?

安心してください。コーンスターチは、

  • 肌にやさしい
  • 吸湿性も高い
  • アレルギーのリスクも非常に低い
    という特徴があり、タルクの代替としてとても優れた素材です。

まとめ:タルクフリーは安全性の証

  • タルクは肌にやさしいけれど、アスベスト混入の可能性が問題に
  • アスベストは吸い込むとがんや肺病の原因になる
  • そのため、ジョンソン&ジョンソンをはじめ、各社が「タルクフリー」へ切り替え
  • 現在は、コーンスターチベースのベビーパウダーが主流

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